札幌グランドホテル60周年
札幌グランドホテル60周年
北海道初の本格的洋式ホテルとして誕生した札幌グランドホテル。古き佳きアメリカへの想いを込めて、ホテルが創立された1930年代に流行していた音楽を、と「ジャズナイト・イン・オールドサルーン1934」が始まったのは、昭和60年のこと。毎年5〜6回開催されているこのジャズライブ、アーティストの生演奏の素晴らしさを感じていただく場として始めました。開始当初は、国内外の著名アーティストを招いていましたが、現在は北海道をはじめとする各地で活躍する新鋭若手アーティストの演奏も愉しめる場に。一貫して“本物の良さ”を追求し、一流のライブをお届けしています。
平成6年、札幌グランドホテルは60周年を迎え、それを記念したさまざまな催しが行われました。その一つが、ふーどピア・「常呂産帆立フェア」。おいしい素材の宝庫である北海道の味覚を誇りを持って発信していきたい、と始められたこのフェア。道東の常呂町名産の養殖帆立貝を使った様々な料理がお目見えし、お客様の味覚を愉しませました。 この他にもホテル誕生と同じ昭和9年に生まれたタレントを迎え、「ザ・シックスティーズナイト」が開かれるなど、ホテルでは60周年記念イベントが数々催されました。
北海道で生まれ、北海道、札幌とともに歴史を歩んできた札幌グランドホテル。昭和初期、西洋文化を伝える窓口として誕生したホテルは、60年の歩みを誇りに、これからも北海道、札幌の文化を発信する役割を担っていきたいと考えています。
ふーどピア

平成6年、「ふーどピア」のスタートを飾る「常呂(ところ)産帆立フェア」が開催された。常呂(ところ)産の帆立貝は、自然環境が厳しいオホーツク海で育てられるため、身がよく締まっているのが特徴。また、オホーツク海の流氷と一緒に流されてくる豊富なプランクトンのため、旨味も格別。常呂町での養殖の始まりは札幌グランドホテル創立の年と同じ昭和9年という。常呂町の帆立貝は、札幌グランドホテルと共に北海道の歴史を歩んできたのである。
コーヒーショップ 「ライラック」では、「常呂(ところ)産活帆立貝のフルコース」や「常呂(ところ)産帆立貝ア・ラ・カルト」などを提供。また、札幌グランドホテル内の各レストラン、バーでも常呂産帆立貝を使った料理が供された。
ザ・シックスティーズナイト

平成6年9月2日。札幌グランドホテル創業の年である昭和9年に生まれたタレントを迎えたディナーショーが開かれた。森山周一郎、坂上二郎、藤村俊二、財津一郎、牧伸二という豪華メンバーを迎えたショーは、ホテルにとってもお客様にとっても格別の一夜となった。
三國(みくに)清三フェア

平成2年、札幌グランドホテル特別企画として、一人のシェフが迎えられました。北海道増毛(ましけ)町に生まれ、札幌グランドホテルから世界に飛び立った料理人三國(みくに)清三シェフ。この北海道出身の一流シェフの正統の技と北海道の素材を、より多くの人に堪能してもらおうと始めたのが「三國(みくに)清三フェア」です。大宴会場やレストラン「グランシェフ」で、“日本海で採れた海の幸を使ったフランス料理フルコース”など毎回テーマを設け、フェア開催の度に北海道発の食へのこだわりを見せています。
創業60周年の年には、フランスで出会ったシェフ、ミッシェル・トロワグロと共に「メモリアル・ガラ・ディナー」を開催。ミッシェル・トロワグロは、父親であるピエール・トロワグロと共に、フランス・ロアンヌのレストラン「トロワグロ」の三ツ星を守り続けている世界のシェフ。素材と二人のシェフの競演は、北海道・札幌を愛し、共に歩んできた札幌グランドホテルの歴史に、新たな一歩を刻みました。
三國(みくに)清三シェフ

昭和29年、北海道増毛町生まれ。昭和45年、弱冠16歳という若さで札幌グランドホテルの厨房(ちゅうぼう)を経て上京、東京・帝国ホテルにて村上総料理長と出会う。その後渡欧し、スイス日本大使館シェフに。帰国後は、東京のレストラン「オテル・ドゥ・ミクニ」を本拠地に世界各地でミクニフェアを開催している。平成6年には、ボルドーワイン普及に貢献した者に贈られる“メドック・グラーヴ地区ボンタン騎士団”の勲章を受賞するなど、日本国内にとどまらず、世界において高い評価を得ている。まさに日本を代表する一流シェフである。







