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「フジタを救ったアメリカ人」 フランク・E・シャーマンと戦後日本美術家たちの交友の軌跡
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フランク・エドワード・シャーマン(1917~1991年)は、GHQ所属の印刷・出版担当官として、1945年に来日しました。
日本と芸術を愛したシャーマンは、12年間に及ぶ日本滞在中、藤田嗣治をはじめとした多くの日本人芸術家と交流をもち、彼らを支援し、日本を離れた後も、その親交は続きました。
シャーマンは、彼らの姿を写真におさめるとともに、作品も多数収集し、そのコレクションは、生前より親しかった河村泳静氏に引き継がれました。
現在、絵画、写真、書簡など約5000点が北海道の伊達市教育委員会に寄託され、同市のNPO法人噴火湾アートビレッジによって管理されています。
シャーマンが残したコレクションは、貴重な研究資料として全国各地から注目を集め、徐々に公開も進んでいます。
今回は、シャーマンが特に惜しみない愛情を注いだ藤田嗣治との書簡や、芸術家たちとの交流を明かす写真の資料、シャーマンが好んで収集していた版画作品など、1人のアメリカ人の交友の軌跡から戦後日本美術の一断面を前後期に分けて紹介いたします。
北海道に保管されているコレクションを、是非この機会にご覧ください。
■前後期共通
藤田嗣治 池田満寿夫 一原有徳 猪熊弦一郎 脇田和
■前期
靉嘔 泉茂 ベン・シャーン
■後期
旭正秀 畦地梅太郎 北岡文雄 駒井哲郎 関野凖一郎 平塚運一
イベント概要
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開催日
■前期
2019年4月5日(金)~4月30日(火) 11:00~19:00※最終日は17:00まで
■後期
2019年5月1日(水)~5月30日(木) 11:00~19:00※最終日は17:00まで -
料金
無料
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会場
札幌グランドホテル 1Fロビー内 グランビスタ ギャラリー サッポロ
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協力
北海道立近代美術館、NPO法人噴火湾アートビレッジ、河村泳静